【2025年版】ジャズギタリストのエフェクターボード紹介

過去にも僕が普段ライブなどで使用してるエフェクターボードを紹介しましたが、そこからボードのサイズを大きくして中身も変わったので改めて紹介したいと思います。
ジャズがメインですが、ロックやポップスなどでも使える万能なエフェクターボードです。
過去のエフェクターボード紹介記事はこちら↓
現在使用してるエフェクターですが、ギターからの繋ぎ順で紹介すると
Shin’s Music Baby Perfect Volume
Klon KTR
ProCo LIL' RAT
XOTIC EP Booster
Electro Harmonix POG2
Electro Harmonix Freeze
Strymon El Capistan V2
Strymon blueSky V2
パワーサプライ
CAJ DC/DC Station II
エフェクターボード
Pedaltrain PT-M20-SC Metro 20
パッチケーブル
結 Musubiソルダーレスケーブル プラグ
OYAIDE オヤイデ SLD-ZERO
になります。
それでは1つずつ紹介したいと思います。
Shin’s Music Baby Perfect Volume
小型のボリュームペダルです。
個人的にボリュームペダルが好きでたくさん試したんですが、最終的に辿り着いたペダルです。
ボリュームペダルにありがちな音痩せの悩みも解消されると思います。
ボードには入れず個別で持ち歩いているのですが、ギターケースにも入るサイズ感で持ち運びやすいです。
踏み心地もしっかりしているので、ペダルから足を離したときに音量が変わることもありません。
Klon KTR
価格が高騰し続けているCENTAURの後継機種として作られたオーバードライブがKTRです。
本物は弾いたことので比較はできませんが、かなりいいエフェクターには違いないです。
太くて暖かいモダンなサウンドで、歪みエフェクターとして使用しているというよりは、クリーントーンのときもゲインを下げて踏みっぱなしで使用しています。
僕が大好きなMike Morenoも使用しています。
ProCo LIL' RAT
歪みエフェクターの名機であるRATが小型になったモデルです。
オーバードライブではなくディストーションですが、ジャズとの相性もよく、歪ませたい時はこのエフェクターを踏んでいます。
音は聴き比べた感じRATと全く同じなので、エフェクターボード内の小さいスペースで使いたい方にオススメです。
その分つまみも小さくなるので、つまみの回しやすさを重視する方は通常サイズをオススメします。
XOTIC EP Booster
かけっぱなしにするだけで太くて艶が出るクリーンブースターです。
ジャンル問わず数々のギタリストが愛用している名機です。
歪みの後に繋いでますが、ブースターというよりかけっぱなしで使っています。
一番はじめに繋がなかった理由はKTRのバッファーを使いたかったからです。
Electro Harmonix POG2
2オクターブ上下まで細かく調整できるオクターバーです。
ですが、このエフェクターを採用してる理由は右側のAttackのつまみにあります。
このつまみを若干上げることによって、アタック音が消えて管楽器のようなサウンドを作ることができます。
ちなみに上位機種のPOG3も発売されたので試しに購入してみたのですが、Attackのつまみが自然にかかりすぎて僕が思っているサウンドが作れなかったので手放してしまいました。
ですが、EXPペダルでフリーズが使えたりPOG3の方が変態プレイができるので、一度弾き比べて自分のスタイルに合った方を購入するといいと思います。
Electro Harmonix Freeze
ピアノのサスティーンペダルのように音が伸びるペダルです。
POG3の中にも入っているので、POG3があればPOG2とFreeze のどっちも一台で完結すると思っていました。
実際FreezeはEXPペダルで使えて使い勝手がよかったのですが、POG2の話題でお話ししたように肝心のAttackがあまりだったので結局別々で使っています。
Strymon El Capistan V2
テープエコーをシミュレートしたディレイです。
ストライモンの空間系は最高で、ボードの中で一つだけエフェクターを選んでって言われたらこのエフェクターを選びます。
ディレイ音が劣化することによって温かみがでて、音楽の中に自然と溶け込みます。
スプリングリバーブも付いているので、一台でリバーブとディレイが使えて便利です。
ちなみにディレイの下にある黒いフットスイッチは、お気に入りの設定を保存できるフェイバリットスイッチです。
Strymon blueSky V2
ストライモンのリバーブです。
高級感のある残響音で、コードを弾いてるだけで気持ちよくなれます。
シマーが付いているのもこのリバーブの特徴で、新モデルであるV2はシマーを調整できるつまみが付いています。
一般的な使い方から空間系を支配する使い方まで使える万能なリバーブです。
CAJ DC/DC Station II
独立型のパワーサプライです。
エフェクターボードの後ろに固定できる小さいサイズと、日本製でフルアイソレートされてて安価という理由でこのパワーサプライを選びました。
以前のボードではvital audioを使用してて特にトラブルもなかったので、口数が増えたVA-08 MkIIを購入しよかなと思っていたんですが、エフェクターボードを底上げしないと裏に装着できなさそうなのと、せっかくなら別のパワーサプライを買ってみようということでCAJのパワーサプライにしました。
実際に使ってみて特にノイズなどのトラブルもないのでオススメできるパワーサプライです。
Pedaltrain Metro 20
以前使っていたnano+から1段増えて3段になったエフェクターボードです。
ペダルトレインは公式アプリでボードの上にエフェクターを置いてどのサイズが合うかシミュレーション出来るので、それでピッタリだったこのボードを選びました。
持ち運びも余裕でできる軽さです。
結 Musubiソルダーレスケーブル プラグ
エフェクターを2つ以上繋ぐのにパッチケーブルが必要ですが、そのパッチケーブルのプラグが意外とスペースを取ります。
その中でもソルダーレスケーブルというハンダを使わなくても自作できるパッチケーブルがあり、それはシールド自体が細くてプラグも小さいので、エフェクター同士のスペースを極限まで少なくすることができます。
ソルダーレスケーブルは通常のパッチケーブルと比べて高価な傾向にありますが、結 Musubiのソルダーレスケーブルはかなり安価です。
ただしケーブル自体の質はあまり良くないと感じたのでプラグのみ使用しています。
OYAIDE オヤイデ SLD-ZERO
プラグはついておらず、ケーブルのみになります。
1m単位で切り売りがしているので使いやすく、結 Musubiのプラグと組み合わせることによってコスパ良くいいソルダーレスケーブルを作成することができます。
プラグもオヤイデのものを使うのもいいと思いますが、いい値段がするので金銭面的に余裕があれば統一するといいと思います。
個人的には結 Musubiのプラグで十分です。
まとめ
現在、僕がメインで使用しているエフェクターボードを紹介しました。
もっと小型にしたい場合は、以前紹介したエフェクターボードが参考になると思います。
エフェクターと言えばロックやポップスなどのイメージが強いと思いますが、ジャズはもちろん、ジャンル問わず楽しめる機材だと思います。
是非参考にしてみてください。