【必見】オンラインギターレッスンで必要な機材、やり方【エレキギター、ジャズギター】
コロナ禍で対面レッスンが出来なくなり、一気に需要が高まったオンラインレッスン。
初めは対面しないレッスンってどうかなと思った方も多いと思いますが、実際にやってみるとオンラインレッスンならではのメリットもあり、対面レッスンが出来る今でも敢えてオンラインレッスンを選ぶ生徒さんも数多くいます。
・自宅等好きな場所で受講することが出来る。
・教室までの移動時間が掛からないので、時間を有効活用出来る。
・費用を抑えられる(スタジオ費が掛からない)
など様々なメリットがあります。
では対面レッスンよりオンラインレッスンの方がいいかと言われれば、もちろんデメリットもあります。
・音の遅延を感じる。
・講師の良い音を肌で体感できない。
・コミュニケーションが取りにくい。
などです。
と言ってもどれも機材や設定次第で対面レッスンに限りなく近付けることは可能です。
その為に必要な機材や方法を説明していきたいと思います。
必要な機材
まずは簡単に必要な機材を説明します。
・携帯電話またはパソコン(ビデオ通話ができるもの)
・ビデオ通話ソフト(ZOOM、Google Meet等)
とりあえずこの2点を用意すればオンラインレッスンは可能です。
それに加えてストレスのないレッスンをしたい方は
・オーディオインターフェイス
・マイク
・ウェブカメラ
・光回線(無線<有線)
・SYNCROOM(シンクルーム)
これだけあればかなり質の高いレッスンを受講する事ができると思います。
では1つずつどの様に使うのかを解説していきたいと思います。
携帯電話またはパソコン(ビデオ通話ができるもの)
オンラインレッスンなので、講師の方とお互いの映像を見ながら通話(ビデオ通話)をする必要があります。
画面が大きいほど見やすいと思うので、パソコン、iPadをオススメしていますが、スマートフォンでも可能です。
LINEの通話でもビデオ通話する事が可能なので、極論LINEが使えればレッスンする事は可能です。
ビデオ通話ソフト(ZOOM、Google Meet等)
ソフトと記載してきますが、先程説明したLINEと同じようなものだと思ってください。
LINEはチャットと通話のアプリですが、ZOOMとGoogle Meetはビデオ通話に特化したアプリになっています。
ZOOMは数年前に有料化したので、僕のレッスンではGoogle Meetを使用しています。
オーディオインターフェイス
楽器とパソコンやスマートフォン等のデバイスを繋げる機材です。
種類にもよりますが、マイク、ヘッドホンを繋げれたり、iPhoneから音楽を流したり、リバーブ等エフェクトを使うことも出来ます。
オーディオインターフェイスがなくてもレッスンは可能ですが、あると細かい音量調整が出来たり、ライン入力(デバイスのマイクで音を拾うのではなく、直接デバイスに音声を送る)ことが出来ます。
簡単に言うと聞きやすい音量バランスでレッスンを受けれて、良い音で講師に音を届ける事が出来るので、お互いにストレスのないレッスンを受講する事ができます。
無くてもいいけどあれば便利。そんな物です。
何台か使用しましたが、結局定番のYAMAHA AG03MK2を現在は使用しています。
マイク
オーディオインターフェイスを持ってる前提ですが、パソコンや携帯電話のマイクを使用せず、別のマイクを使用する方法があります。
例えば別でカメラを用意していない人は、レッスン中に楽器全体を映すために、デバイスと距離を離す必要があります。
するとデバイスに搭載してるマイクを使用すると、必然的に距離が遠くなるので声を拾いづらくなります。
そういう時に別でマイクを用意しておくと近い距離からの音声を届ける事が出来ます。
マイクにも種類があり大きく分けて、
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・ヘッドセットマイク
がありますが、ダイナミックマイクは距離が離れると声を拾いづらいのでオンラインレッスンではオススメしません。
ちなみに僕はコンデンサーマイクの大定番であるAudio TechnicaのAT2020を使用しています。
上記で紹介したオーディオインターフェースとのセットもあるので、これから揃えようと思っている方にはオススメです。
ウェブカメラ
元々パソコンに付いているカメラを使うのもいいのですが、後付けのカメラを使うと画質を上げたりカメラの位置を変えたりする事が出来るのであったら便利な商品です。
僕はLogicool(ロジクール)のウェブカメラを使用しています。
僕が使用しているのは上記のものですが、お値段がするのでコスパがいいものも紹介します。
YouTubeやSNSに上がってる動画はLogicoolのウェブカメラを使用しているので、是非確認してみてください。
光回線
オンラインレッスンなので、通信速度は速いに越した事はありません。
ですが実はジャズやブルースのようなセッション形式の音楽以外は同時に演奏する必要があまりないので、そこまで優先順位が高くありません。
逆にセッションを主体とする音楽は講師とリアルタイムでセッションが出来る環境の方がいいので、光回線はあるといいと思います。
また、光回線をWi-Fi(無線)で使用するよりルーターから有線で繋いだ方が通信速度は速くなります。
次に紹介するシンクルームと組み合わせることで、更に遅延を少なくする事ができ、オンラインでも違和感なくセッションする事が出来ます。
SYNCROOM(シンクルーム)
YAMAHA(ヤマハ)が開発したオンライン上でセッションをする為のソフトです。
シンクルームの前身であるNETDUETTO(ネットデュエット)の時から使用していたのですが、どういう仕組みか分かりませんが、日本全国どこからでも遅延を感じずセッションする事が出来ます。
ただ光回線じゃない遅延を感じる事があります。
ネット環境が整った生徒さんのレッスンをする時は、Google Meetは映像を見るためにだけに使用して音声はミュート、シンクルームから音声を拾う事で遅延の少ないレッスンをしています。
これらを組み合わせる事で、オンラインレッスンでも対面レッスンにかなり近いクオリティーを提供出来るようになります。
撮影用ライト
これは無くてもいいけどあればいいの代表的な物だと思います。
画面上の明るさがかなり変わるので、オンラインレッスン以外に動画撮影をする時にも大活躍します。
・卓上譜面台
オンラインレッスンはデスク上で作業する事が多いので、通常の譜面台よりも卓上の方が活躍する場面が多いです。
机の上にそのまま譜面を置くのもいいですが、卓上譜面台があればまとまって見やすくなるかと思います。
まとめ
オンラインレッスンを受講する為に最低限必要なのは、
・ビデオ通話が出来るデバイス(携帯電話、パソコン)
・ビデオ通話アプリ、ソフト。
これだけあればレッスンを受講する事は可能です。
更に質の高いレッスンを受講するためには、
・オーディオインターフェイス
・マイク
・ウェブカメラ
・光回線
・SYNCROOM
これらを揃えると質の高いレッスンを提供出来ます。
これはお互いが揃ってるのが前提なので、生徒さんの環境がよくても講師の環境が良くないとダメです。
オンラインレッスンにはオンラインレッスンの良さがあります。
ご検討されている方は是非受講してみてください。
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